美祢斜坑は、無煙炭(燃やしても煙の出にくい石炭)を採掘した大嶺炭田の中で、特に大切な石炭採掘穴の1つです。地下で採った多くの石炭をここから地上に運び出していました。昔は、このまわりに石炭を運ぶための鉄道の駅もありました。
大嶺炭田の無煙炭(燃やしても煙の出にくい石炭)を採掘した穴です。大嶺炭田で現在見られる穴の中で最も古く、1905(明治38)年に完成しました。明治時代に造られた、穴のまわりのレンガを今でも見ることができる貴重な遺産です。
※ガイドが同行する場合のみ、穴の中へ入れます。
桃の木露天掘り跡は、1966(昭和41)年頃から1970(昭和45)年まで、石炭を地表で直接採掘していたところです。
※原則、一般の方の立ち入りは禁止です。
海軍キーストーンは、1908(明治41)年に海軍が作った、石炭を掘り出す穴の出入口に設置されていたものです。海軍のシンボルであったサクラとイカリのマークが刻まれています。2007(平成19)年に現在の場所に移されました。
来嶋又兵衛は、1816(文化13)年に現在の山陽小野田市で生まれました。武芸の達人で、遊撃隊を組織しその総督となりました。幕末の1864(元治元)年7月の禁門の変において、狙撃され戦死しました。
>雲海展望道路公園は、市街地を見下ろす高台にあり、周辺の地形を観察することができます。春や秋、初冬にはこの周辺で霧がよく発生し、雲海に包まれた市街地を見ることができます。その他にも季節に応じた景観を眺望できる景観スポットであり、多くの方に親しまれています。
美祢市出身の故岡藤五郎先生所蔵の化石標本を中心に、大嶺炭田や伊佐売薬に関する多数の資料を展示しており、美祢の歴史と文化を分かりやすく解説しています。
美祢市で産出する化石を中心に、「せきつい動物」「アンモナイト」「昆虫」の3つのテーマで分かりやすく解説しています。いろいろな時代のアンモナイト化石や、コハクに閉じ込められた昆虫の化石などが展示されています。倉庫にある大きな石灰岩標本にはたくさんの化石がみられます。
県内唯一の「森の駅」です。広さ18ヘクタールの森に、ログハウスをはじめ、キャンプ場、丸太ハウス、昆虫の森、炭焼き窯、シイタケハウス、宿泊施設、果樹園等が整備されています。新緑に包まれたクヌギ林で森林浴を満喫し、山菜ピザなどの森料理が楽しめます。
雁飛山の東の麓、美祢市於福町西寺にある山道に沿った渓流涼景の美しい自然公園です。毎年7月の第1日曜日には同所にて「滝開き」が行われます。夏はそうめん流し、秋は紅葉で楽しめます。水神公園では、4月29日から9月第2日曜まで(ただし6月末までは日曜・祝日のみ)、涼しげに流れ落ちる滝を眺めながらそうめん流しが楽しめます。